研究分野

電気電子通信工学科では、電力工学・パワーエレクトロニクス、エレクトロニクスマテリアル、オプトエレクトロニクス、メカトロニクス、情報・通信⼯学を5つの柱として、各教員が研究に取り組んでいます。詳細な研究内容については教員紹介のページをご覧下さい。

電⼒⼯学・パワーエレクトロニクス

生活に必要不可欠な産業用・家庭用・自動車用電力機器の構造やその制御方法について研究する分野です。具体的なテーマとして、電磁界シミュレーションによるワイヤレス給電の電力伝送効率や放射電磁界強度の評価、電気設備の接地に関する研究などに取り組んでいます。

エレクトロニクスマテリアル

新しい電子部品となる新材料の開発や、その材料を簡単に作製するための技術を開発に取り組んでいます。例として、ダイヤモンドを使ってトランジスタなど電子素子のより良い特性を引き出す研究、プラズマやイオンビームによる表面改質に関する研究などがあります。

オプトエレクトロニクス

レーザーの発明と半導体オプトエレクトロニクスの登場は、光を生成、操作、検出する技術に飛躍的な発展をもたらしました。レーザー要素技術開発や、ファイバレーザーの高出力化・高機能化、ホログラフィを応用した計測技術・表示技術に関する研究、液晶素子の応用などに取り組んでいます。

メカトロニクス

機械工学、電気・電子工学、情報工学の技術を組み合わせることで、これまでにない多機能かつ高性能な機器の開発に取り組んでいます。研究テーマとしては、半導体デバイスの微細加工プロセスを駆使した、新概念のセンシングデバイスを作製などが挙げられます。

情報・通信⼯学

たくさんの情報を、遠くへ、速く伝えるための研究や、人間の知的作業をコンピュータで代替させるための研究に取り組んでいます。具体的なテーマとしては、光ファイバを用いたセンシングや信号伝送に関する研究、シミュレーションによる最適化技術、機械学習による半導体パッケージングの最適化、低電力プロセッサの設計・開発などが挙げられます。